石灰まいて鶏舎守れ 鳥インフルエンザで茨城の養鶏場

朝日新聞WEB版
2004/01/28/23:49

          石灰まいて鶏舎守れ 
鳥インフルエンザで茨城の養鶏場 鶏舎前の道路に
消石灰をまく従業員=茨城県石岡市のつくばファームで


 一見、雪のように見えるのは消石灰。アジア各地に広がる鳥インフルエンザから飼育しているニワトリを守るため、茨城県石岡市の養鶏場「つくばファーム」では、鶏舎周辺の道路に消毒用の消石灰をまいている。感染源とされる渡り鳥が落としたフンや、車のタイヤに付着して外部から持ち込まれる病原菌を、殺菌効果のあるアルカリ性の消石灰で防ぐのが目的。今月中旬、山口県の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したのをきっかけに始めた。  

 同ファームは100万羽以上を飼育、東日本各地に毎日約90万個の卵を出荷している国内最大級の養鶏場。宮城県や岐阜県など、系列の養鶏場7カ所でも同様に消石灰をまいている。

(2004/01/29/11:46 朝日新聞WEB版)

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