鳥インフルエンザ、中国の2か所で新たな感染疑い

読売新聞WEB版
2004/01/31/21:26

 【北京=竹腰雅彦】中国農業省は31日、湖北省鄂州市と広東省潮安県で、新たに鳥インフルエンザに感染した疑いのある家きん類が発見されたと発表した。

 現地では、家きんの処分やワクチン投与などの緊急措置を採っているが、人への感染は出ていないという。

 中国でこれまでに鳥インフルエンザの発生が確認されたのは、広西チワン族自治区隆安県と湖北省武穴市、湖南省武岡市。感染疑い例は、上海市南匯区、安徽省の広徳県と馬鞍山市、広東省掲東県で出ている。世界保健機関(WHO)は、中国の鳥インフルエンザは、「今後さらに拡大する可能性がある」との見通しを示している。

(2004/1/31/21:26 読売新聞)


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