鳥インフルエンザ、G7でも経済影響を協議へ

読売新聞WEB版版
2004/02/03/03:08

 国際金融筋は2日、米フロリダ州で6、7日に開かれる先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、アジアで感染が拡大している鳥インフルエンザによる経済的な影響について協議する、との見通しを明らかにした。

 鳥インフルエンザは、経済成長が著しい中国を含めてアジア全域に拡大する様相で、発生国からの鶏肉輸入を停止する動きが強まっているほか、観光産業への影響も出始めている。G7は、昨年のSARS並みに、アジア経済のリスク要因になりかねないと懸念を強めており、現状や今後の影響を議論する。

 G7にアジアから参加しているのは日本だけのうえ、日本で鳥インフルエンザの感染が確認されたこともあり、日本の対応にも注目が集まると見られる。

(2004/2/3/03:08 読売新聞)


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