米で鳥インフルエンザ感染確認、鶏1万2000羽処分

読売新聞WEB版
2004/02/08/00:41

 【ワシントン支局】米国東部デラウェア州の当局者は、6日、同州ケント郡の養鶏農場で鶏の間に鳥インフルエンザ感染が確認されたため、農場の鶏約1万2000羽の処分を命じた。

 州当局によると、確認されたウイルスはH7型。このウイルスは、家きんの間で感染することはあるが、アジアで拡大しているH5N1型とは異なり、人に健康被害を引き起こす心配はないとしている。

 米国では、ニューヨーク周辺でここ何年か、鳥インフルエンザ発生例が報告されている。今回インフルエンザが発生した農場の鶏も、ニューヨーク地域で感染した可能性があるという。

 米国での鳥インフルエンザ発生を受け、韓国農林省は7日、暫定的に米国産鶏肉の輸入を禁止する措置を取った。

(2004/2/8/00:41 読売新聞)


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