【ワシントン支局】米デラウェア州農務省は10日、同州サセックス郡の養鶏場で新たに鳥インフルエンザのウイルスが検出されたと発表した。
感染源は不明。同州では、今月6日、アジアで流行しているH5N1型とは異なるタイプで毒性が弱いH7型ウイルスが検出されたばかりで、これで2例目。同省によると、今回のウイルスもH7型という。
1例目が確認されたケント郡の養鶏場から8キロ以上離れた養鶏場で確認された。同州では、1例目の発生以降、鶏1万2千羽を処分し、感染拡大を防ぐ措置を取っており、同省では「今回の発生はまったく予想外だった」としている。
(2004/2/11/14:27 読売新聞)
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