【北京=佐伯聡士】新華社電によると、中国農業省は16日、鳥インフルエンザに感染した疑いのある家きん類が東北地方の吉林省で新たに見つかったと発表した。東北地方での報告は初めて。また、西部のチベット自治区ラサで感染が確認された。同自治区の感染確認も初めて。 これにより、鳥インフルエンザ発生が確認された地域と疑いのある地域は全国31省・自治区・直轄市のうち計16地域に拡大し、半数を超えた。 (2004/2/16/21:25 読売新聞)