大分の鳥インフルエンザ、「H5亜型」感染を確認

読売新聞WEB版
2004/02/17/18:37

 大分県九重町内で鳥インフルエンザの疑いのあるチャボが見つかった問題で、大分県は17日夕、動物衛生研究所(茨城県つくば市)の検査の結果、死んだチャボの検体から、毒性の強い鳥インフルエンザのウイルスの感染が確認されたと発表した。

 国内での鳥インフルエンザの感染は、先月27日に山口県で79年ぶりに確認されたばかり。今回の型は山口県のケースと同じ「H5亜型」だが、全く同一のものかを調べるにはDNA鑑定が必要で、結果が出るまでに3日程度かかるという。

 感染確定を受け、大分県はチャボを飼育していた製材所から半径30キロを移動制限区域に指定し、鶏や鶏卵、鶏肉などの移動を禁止する。一部は福岡、熊本両県内にかかり、両県でも、区域内での移動を禁止する見通し。

(2004/2/17/18:37 読売新聞)


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