山口の鳥インフルエンザ制限区域で鶏肉・卵の出荷再開

読売新聞WEB版
2004/02/19/14:08

 山口県阿東町で発生した高病原性鳥インフルエンザ問題で、同県が19日、発生農場から半径30キロ以内の移動制限区域内で行っていた鶏卵、鶏肉の出荷禁止措置を解除したのを受け、養鶏農家は朝から出荷を再開した。1月12日の区域設定以来38日ぶりで、地元のスーパーでも「安心宣言」の張り紙をして売り出しに懸命だ。

 出荷禁止期間中、区域内では約3400万個、約2000トンの卵がたまったとみられており、国と県で事実上、買い上げる形で損失分のほぼ全額を補てんする。

(2004/02/19/14:08 読売新聞)


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