大分の鳥インフルエンザも「H5N1型」と判明

読売新聞WEB版
2004/02/19/19:57

 大分県でペットのチャボから鳥インフルエンザが発生した問題で、農水省は19日、死亡したチャボから検出されたウイルスの型が山口県で発生したのと同じ「H5N1型」であることが判明したと発表した。

 山口県で感染が確認されたウイルスと同一のものであるかどうかは、今後、遺伝子の塩基配列を調べて判定する。遺伝子の分析は1週間程度かかるという。

 H5N1型ウイルスによる鳥インフルエンザは、タイ、ベトナム、韓国、中国などで流行しているが、動物衛生研究所(茨城県つくば市)の分析で、山口県のウイルスはベトナムや香港のものとは異なることが分かっている。H5タイプは毒性は強いが、人間同士の感染は確認されていない。

(2004/02/19/19:57 読売新聞)


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