鳥インフルエンザ、山口・大分のウイルスほぼ同一

読売新聞WEB版
2004/02/23/23:52

 大分県で鳥インフルエンザが発生した問題で、農水省は23日、専門家による家きん疾病小委員会を開き、山口、大分両県でそれぞれ検出されたウイルスは、ほぼ同一であると発表した。

 また、鶏や卵の移動制限区域については、新たな感染が確認されない限り、発生場所から半径30キロとしている現在の対象範囲を、半径5キロまで縮小することも明らかにした。

 両県で検出されたウイルスについて、動物衛生研究所(茨城県つくば市)が分析し、遺伝子の塩基配列が、少なくとも99%は一致していることが分かったという。

(2004/02/23/23:52 読売新聞)


もどる