鳥インフルエンザ、亀井農相が防疫体制徹底方針示す

読売新聞WEB版
2004/02/28/21:27

 亀井農相は28日、岩手県遠野市内で会見し、京都府丹波町の養鶏場の鶏から高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを受け、今週にも都道府県の担当者を農水省に集めて防疫体制の徹底を図るための会議を開くことを明らかにした。

 通報の遅れから京都の鶏が出荷された兵庫県八千代町の食鳥処理場でも、鶏が簡易検査で陽性反応を示しており、農水省は「防疫対応マニュアル」の適切な運用を会議の主要テーマにする考えだ。亀井農相は「兵庫県と連携して的確に対応していく」と述べ、早急にまん延防止を図る姿勢を強調した。

(2004/02/28/21:27 読売新聞)


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