兵庫県が食鳥処理会社「アリノベ」八千代工場(同県八千代町)で殺処分された鶏約7000羽を県和田山家畜保健衛生所(和田山町)の施設で焼却処分する方針を示したことについて、高本勤・同町長は2日、「町内に養鶏業者が多く、イメージダウンになる。県から話があったら受け入れを断る」と難色を示した。
県は、和田山町住民の同意が得られない場合、民間の産業廃棄物処理業者への焼却の依頼を検討する。
一方、京都府丹波町の浅田農産船井農場西側の山林では、殺処分した鶏を埋めるための準備が2日始まり、測量や重機の搬入が行われた。3日に穴を掘り始める。
(2004/03/3/03:17 読売新聞)
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