鹿児島県串良町の小学1年の女児(7)が2日夜、自宅にあった鳥インフルエンザ予防用の消毒液を誤って飲み、吐き気とのどの痛みを訴えて入院した。症状は軽いという。
同町畜産課によると、消毒液は町が2月下旬に、希望した一般家庭に配った。ペットボトルに入れ、もとのラベルをはがして代わりに「消毒液 飲まないで下さい」などと印刷した紙を張っていた。女児の自宅では居間のテーブルの下に置いていたという。
女児は苦くてすぐに吐き出したという。町は「子どもの手の届かないところに保管してほしい」と改めて注意を呼びかけている。
(2004/03/03/19:29 朝日新聞)
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