家畜伝染病予防法改正へ、自民が「鳥」緊急対策

読売新聞WEB版
2004/03/10/18:51

 自民党の鳥インフルエンザ対策本部(本部長=野呂田芳成・元農相)は10日、周辺の養鶏農家への所得補償や、感染の届け出を怠った業者への罰則強化を行うため、家畜伝染病予防法を今国会で改正することを柱とする緊急対策をまとめた。

 野呂田本部長が同日夕、福田官房長官に対策の実現を要請した。

 緊急対策は、同法改正のほか、<1>外食業者など関連中小企業への融資・保証制度の充実<2>野鳥との接触を防止できる鶏舎整備の助成<3>農水省の専門家による「感染経路究明チーム」の設置――などを盛り込んでいる。

(2004/03/10/18:51 読売新聞)


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