農水省は10日、カナダで毒性の強い鳥インフルエンザの発生が確認されたため、ブリティッシュ・コロンビア州に限っていた鶏肉の輸入停止の範囲を、再度カナダ全土に拡大したと発表した。
日本が鳥インフルエンザで鶏肉の輸入を停止しているのは14か国・地域で変わらない。
カナダからの鶏肉輸入は、2月20日に同国で鳥インフルエンザの発生が確認され、全土を対象に停止されたが、5日に毒性が弱いと判明し、いったん発生地域のブリティッシュ・コロンビア州を除いて輸入が再開されていた。
(2004/03/10/19:13 読売新聞)
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