大分の鳥インフルエンザ、移動制限措置を解除へ

読売新聞WEB版
2004/03/10/20:42

 大分県九重町でチャボが鳥インフルエンザに感染した問題で、農水省と大分県は10日、周辺で新たな発生がないことから、鶏や卵の移動制限区域を11日午前零時で全面解除することを決めた。

 感染確認以来、約3週間で同県での鳥インフルエンザ問題は終息することになった。

 大分県では、九重町の製材所で飼われていたペットのチャボ7羽が死亡し、2月17日に鳥インフルエンザの感染が確認された。大分、熊本両県は同日、発生場所から半径30キロ以内の区域で鶏や卵の移動を制限。その後のウイルス検査などで、周辺に感染が拡大していないことが確認されたため、移動制限区域は半径5キロに縮小されていた。

(2004/03/10/20:42 読売新聞)


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