ベトナム保健省当局は20日、南部タイニン省の12歳の少年が、鳥インフルエンザ(H5N1)に感染していたことを確認したと述べた。少年は15日に死亡した。これでベトナム国内での感染による死者は16人になった。
当局によると、少年は今月10日ごろ発病したという。ベトナムでは2月半ば以降、新たな感染者が確認されておらず、鶏への感染拡大も下火になったと見られていた。
(2004/03/20/20:15 朝日新聞WEB版)
ベトナムで鳥インフルエンザ死者16人目…12歳少年
【バンコク=川辺徹】ベトナムの保健当局者は20日、南部タイニン省の少年(12)が鳥インフルエンザに感染し、死亡したことを明らかにした。
鳥インフルエンザでの死者は、ベトナムで16人、タイで8人の計24人となった。少年は省内の病院に入院していたが15日に死亡した。少年の自宅では鶏を飼っていなかった。当局者らは22日に同省へ出向き調査を行う。
(2004/03/20/21:42 読売新聞)
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