【ニューヨーク１日共同】カナダ食品検査庁は1日、太平洋岸のブリティッシュコロンビア州にある養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの発生を確認したと発表した。

　同国の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは7カ所目で、今年2月に発生を確認した養鶏場と同じ地域にある。ウイルスは「Ｈ７型」とみられ、同庁は「人に感染する可能性は低い」としている。

　カナダ放送協会は3月27日、ブリティッシュコロンビア州で検査に当たっていた食品検査庁職員が同型のウイルスに感染したと報じた。

(2004/04/02 共同通信)