由布岳

日本看護研究学会

第24回九州・沖縄地方会学術集会

更新情報

2019.11.13

日本看護研究学会 第24回九州・沖縄地方会学術集会終了のお礼とご挨拶

謹啓

錦秋の候、皆さまには、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 日本看護研究学会第24回九州・沖縄地方会学術集会は、「事例報告から事例研究へ」をメインテーマとし、秋晴れの好天候に恵まれた11月9日、大分大学医学部挾間キャンパスにおいて開催いたしました。九州・沖縄地区内外から160名を超える方がご参加くださり、盛況の中で終了することができました。これもひとえに、 皆様方の御支援と御協力の賜物と感謝申し上げます。

内田雅子先生の特別講演では、事例研究について、事例研究論文と事例報告書を区別しながら、事例報告を事例研究へとステップアップするための方向性をお話ししていただきました。また、事例研究は、現場の看護情報の質・量の変化や個人情報の保護の研究倫理課題など事例研究を行う環境が厳しさを増しているからこそ、実践家個人にとっても組織にとっても看護の実践知を明らかにする研究方法としての意義があるとお話しされました。

続くシンポジウムでは、事例研究に取り組んだ3名のシンポジストより研究をご紹介していただき、事例研究に取り組んだ成果と課題についてお話しいただきました。事例研究の取り組みによって、実践家の実践活動の質の変化が、組織の実践の質に波及していくこと、また、事例研究に取り組むために、研究環境調整の整備や支援が必要であることが、それぞれの立場から述べられました。

午後からの一般演題発表(口説・示説)では、学術研究だけでなく事例報告、活動報告の計25演題の発表が行われました。どの発表も興味深く、時間ギリギリまで質疑が行われました。

今学術集会での各プログラムを通じた議論や情報交換が、皆さまの研究・実践の一助となりますことを願っております。

なお、本大会の開催には、15の企業や組織と会場となりました大分大学のご支援・ご協力をいただきました。学術集会企画・実行委員を代表し、心より厚く御礼申し上げます。なにより、ご参加いただいた方々には、ご多忙の中、本大会へお越しいただき、誠にありがとうございました。今後とも本学会活動にご支援を賜りますようお願い申し上げます。

それでは、来年、福岡大学にてお会いできますことを楽しみにしております。

末筆ではございますが、皆様の益々のご健康とご発展をお祈り申し上げます。

謹白
令和元年11月吉日
日本看護研究学会第24回九州・沖縄地方会学術集会長
原田千鶴(大分大学)