大分大学医学部附属病院 看護部
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TEL:097-549-4411(代表)
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認定看護師の活動
認定看護師とは

認定看護師とは、日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有している看護師です。

大分大学医学部附属病院看護部では、8つの分野9名の認定看護師が活動しています。
糖尿病看護認定看護師

糖尿病の自己管理は、食生活をはじめ、生活全般に関係しています。患者さんと接する機会の多い看護師は、治療や生活に関する問題を抱えている方から相談を受けることもあります。

糖尿病看護認定看護師は、糖尿病と診断された患者さんや、その可能性のある患者さんに、生活の調整や、糖尿病の自己管理などを支援する役割を担っています。そして、糖尿病に関する専門的知識と特化した技術を活用し、対象である患者さんに対し、患者さんとともに考えていく中で、生活にあった適切な方法を探し、患者さん自身が自己管理に自信を持っていただけるように援助しています。

糖尿病の自己管理は、食生活をはじめ生活全般に関係しています。自己管理と一言でいってしまえば簡単ですが、生活に密着している病気だからこそ、糖尿病の自己管理は難しいのです。現在、外来において『糖尿病看護相談』を行っています。『糖尿病看護相談』では、患者さん一人ひとりにあった自己管理方法を考え、一人でも多くの方が糖尿病と上手に向き合っていける方法を見出せるように、その支援をさせていただいています。

式田 由美子

佐田 佳子

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師とは、創傷および褥瘡ケア、ストーマケア、失禁ケア、スキンケアについての専門分野に対して、熟練した看護技術と知識を用いて看護実践し、看護の質向上を目指しています。スキンケアは、皮膚・排泄ケア看護の領域すべてに共通し基礎となる部分であり、健康を害した皮膚ならびに皮膚障害のリスクの高い脆弱な皮膚に対し、健康を取り戻すことを目的としています。また、排泄は人間の基本的ニーズであり、身体の機能低下や社会生活を制限する排泄障害に対して苦痛を取り除き、尊厳を保ち、生きる意欲や人間らしさを取り戻すためのケアを専門的な知識・技術を用いて援助することを目的としています。

「ストーマケア」は、患者さんが持つ問題を一緒に考えます。より専門的な知識と技術でストーマケアの方法、装具の選択、生活指導等を行っています。病棟からの依頼があれば、患者さんの術前オリエンテーション・ストーマサイトマーキング、術後のセルフケア指導を行っています。入院中は病室まで訪問しています。また、「ストーマ外来」ではスキンケア・セルフケア指導、装具の選択、排泄のコントロール等だけでなく、患者さんの心理的・社会的支援を行っています。御自宅に帰ってからのお悩みやご相談などを受けています。(連絡方法:下記参照)

「創傷ケア」は、創傷治癒の知識を基に創傷のアセスメントを行い、治癒の環境を整えて自然治癒を促すケアです。褥瘡や瘻孔および手術後の創傷が主であり、創などの局所に対しては清浄化やドレッシング法を行い、全身に対しては栄養摂取へのケア・除圧の管理などを行っています。褥瘡については、院内では毎週、褥瘡回診を皮膚科・形成外科医師・管理栄養士と一緒に病室へ行き、ケアの方法を話し合っています。また、長時間の手術など手術部看護師とも連携を図り手術中のマットや体位の工夫などを相談して患者さんの安全・安楽を図っています。

「失禁ケア」は、排尿及び排便障害の知識を基に失禁のアセスメントを行い、失禁と失禁に伴う問題の改善を促すケアです。特に疾患や手術による失禁に対する排泄管理方法(骨盤底筋体操や自己導尿など)の指導、ならびに尿・便失禁に伴う皮膚障害の改善とその予防を行います。

ストーマ外来日:

腎臓外科・泌尿器科:火・木・金、泌尿器科外来にて予約してください。

消化器外科:月〜金、外科外来にて予約してください。

097-549-4411(代表)

皮膚・排泄ケア認定看護師 褥瘡管理者 芦田 幸代

がん化学療法看護認定看護師

がん化学療法看護認定看護師は、がん化学療法に関する専門的な知識を基に、 治療を受ける患者さんを様々な領域から支援します。

大分大学医学部附属病院では、がん化学療法を受ける患者さんが、 外来でも安心して治療が受けられるように、平成18年4月から外来化学療法室を開設しました。

外来化学療法室では、患者さんが自宅での生活や普段の社会生活を送りながら、 快適で安全かつ質の高い「抗がん剤治療」を提供したいと考えています。 専任薬剤師による注射薬剤の無菌調剤を行っており、専従のがん化学療法看護認定看護師が配置されています。

化学療法室は患者さん毎に液晶テレビやDVDをつけ、ベッドや電動クライニングチェアを用意しております。 治療中にリラックスしながら治療を受けられます。

いつでも、患者さんへ化学療法の実施内容や副作用の説明、心配事の相談を受けられるように心がけております。

三ッ股 和代

集中ケア認定看護師

集中ケア認定看護師は、2つの特化した技術を持っています。ひとつは、急性かつ重篤な病態を理解した患者さんの日常生活援助、もうひとつは、障害の程度を最小限に回復を促進する早期リハビリテーションです。

手術後や何らかの理由で、重篤な状態に陥った患者さんが、一日も早く社会生活に戻ることが出来るように専門的な知識と技術を用いて、援助します。

現在私は、呼吸器外科、食道外科、心臓血管外科の混合病棟に勤務しています。クリティカルな状態にある患者さんに対して、ケアを実践し、同時にスタッフが質の高い根拠に基づいたケアを実践することができるように、教育しています。また、看護相談に応じたり、院内研修も担当しています。この他にも、看護学科や院外での研修を行うことで、多くの看護に携わる人々が、重篤な患者さんにより良いケアを提供できるようにする教育を行っています。

芝田 香織

感染管理認定看護師

感染管理担当は、看護部および感染制御部の師長として、院内全体を横断的に活動しています。

毎日、微生物検査室からの膨大なデータや病棟から寄せられる感染情報におぼれそうになり、またアウトブレイク(感染多発)にならないように、眼に見えない敵と戦っています。しかし、実際に戦略を実行するのは医療現場で処置・ケアをする医療者自身です。

感染管理担当の主な仕事は、医療関連感染症を減らすことが狙いのサーベイランスです。これは、医療関連感染の数を計る『ものさし』であり、感染対策を科学的に推進する上での基本になります。眼に見えにくい地道な活動ですが、一人一人へ効果的な戦略や感染予防の実践をいかに伝えていくかという活動が、感染管理担当としての大きな課題です。

その基本となるものは手洗いです。だれもが出来る手洗いを、どうぞ行ないましょう!

赤峰 みすず

摂食・嚥下障害看護認定看護師

摂食・嚥下障害とは、「食べること」や「飲み込むこと」に障害をもつことをいいます。摂食・嚥下障害看護認定看護師は、「食べること」「飲み込むこと」に障害のある患者さんに対し、フィジカルアセスメントを行い、適切なリハビリテーション、食事選択を行ないます。

  1. 摂食・嚥下機能の獲得を目指す→食べることを獲得していないお子様
  2. 摂食・嚥下機能の回復を目指す→脳血管障害・口腔、咽頭癌手術後で飲みにくい
  3. 摂食・嚥下障害の維持を目指す→神経・筋疾患 加齢による障害  など

さらに摂食・嚥下障害により栄養状態が悪くなった患者さんに対し、栄養表評価を行い、適切な食事を選択し、栄養状態の改善を行ないます。

一人でも多くの患者さんに「口から食べるチャンスを!」を提供できる事を目指します。

安部 幸

摂食・嚥下障害看護認定看護師

新生児集中ケア認定看護師は、 出生から数日間の急性期にある新生児や早期から集中治療を必要とする新生児、そしてそのご家族の方を対象にしています。
何らかの理由で予定より早く生まれた新生児や、病気を持って生まれてきた新生児に対し、身体的・神経学的な発達を助けるためのケアを考えて関わっています。
また、予想外の出来事に戸惑いや不安を抱いているご家族に対し、何ができるかを 一緒に考えたり、気持ちを支えられるようにしたいと思っています。
NICU(新生児集中治療室)に所属するスタッフそれぞれが同じ視点や姿勢でチームとして関わっていけるように、学習会やカンファレンスを行っています。 新生児やご家族にとって「よりよいこと」とは何かを常に考えながら支援したいと思っています。

 

 

 

 

石井 真由

緩和ケア認定看護師

▲2009年に認定資格を
取得しました。
下部佳美です。

▲緩和ケアチーム専従の
赤峰伴子です。

認定看護師は、2009年度から2人に増えました。「緩和ケアチーム」と病棟に所属し活動を行っています。緩和ケアチームにおける活動は、他職種(外科医師・麻酔科医師・精神科医師・薬剤師・栄養士)と、毎週1回のカンファレンスと回診を継続し、緩和医療を提供しています。

私たちは、緩和ケア認定看護師に期待される能力を念頭に取り組んでいます。

緩和ケア分野に期待される能力

  1. 患者さんを全人的に理解し、専門技術を用いて苦痛の軽減を図り、患者さんと家族のQOLを考慮し、療養の場に応じた日常生活の充実に貢献します。
  2. 患者さんと家族が体験する喪失と悲嘆のプロセスを理解し、グリーフワークなどの適切な支援を行います。
  3. 苦痛を軽減する専門技術を生かし、チームメンバーへの適切な指導や相談を担います。
  4. 緩和ケアにおける看護の役割りを理解し、施設内および地域におけるチーム医療を効果的に促進できるような役割りを果たします。
  5. 緩和ケアを受ける患者さんと家族の人権を擁護するために、適切な倫理的判断を行います。

赤峰 伴子 ・ 下部 佳美

緩和ケア認定看護師は
ケアを通して患者さん・ご家族のQOLを目指します。

1. 症状の緩和

2. リンパ浮腫のケア

深部リンパ管の走行

▲リンパ浮腫治療のセルフケア・リンパ浮腫の治療とケアから引用

3. ご家族への支援

4. 看護師へのアドバイス

あなたはあなたのままで大切なのです
あなたは人生の最期の瞬間まで大切な人です
ですから私たちはあなたが心から安らかに死を迎えられるだけではなく最期まで精一杯生きられるように最善を尽くします

 

シシリー・ソンダース

シシリー・ソンダース医師
セント・クリストファーホスピスから、世界へホスピスマインドを広げました。
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