イベント情報

2025年度 多職種連携教育合同授業

令和7年11月17日、21日に、医学部(医学科・看護学科)と福祉健康科学部(社会福祉実践コース・心理学コース・理学療法コース)の4年次生の合同授業が行われました。福祉健康科学部の学生がバスで旦野原キャンパスから医学部のある挾間キャンパスに移動し、総勢270名近くの学生が一堂に会し、多職種連携のための合同演習チュートリアルを行うという大がかりなものです。コロナ禍によるオンライン開催の時期もありましたが、今年で早くも7回目となりました。

17日は、2学科・3コース混合の25グループが、それぞれチュートリアル室で、一人の患者の事例についてグループディスカッションを行い、各専門領域の立場で患者の問題点や今後の支援策を考えました。その後21日の全体討議で発表するためのスライドを作成しました。

21日は、グループごとにスライドのブラッシュアップを行い、発表スライドを完成させました。続いて、臨床大講義室で、くじ引きにより選ばれた4グループが代表して発表と質疑・応答を行いました。最後に各専門領域の先生方からのフィードバックと解説があり、合同演習が終了しました。

学科・コースが混合した演習では初対面同士が多かったと思われますが、グループ討議も全体発表もとても盛り上がり、活発な議論が交わされました。今回、他学部同士でもスムーズに議論ができたように、医療・福祉の現場でも多職種が良好な関係を築きながら患者・家族のために協働することが求められます。本演習での貴重な経験が今後の職業人生に活かされることを期待します。