対象疾患
1)ホルモン分泌臓器に異常を認める疾患
(視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、睾丸など)
2)糖尿病を中心とする代謝疾患
肥満症、高脂血症(脂質代謝異常)、痛風など
3)心身症(摂食障害など)
近年、内臓脂肪型肥満に付随して、糖尿病、高脂血症、高血圧などが多数合併するメタボリックシンドロームの患者さんが急増していますが、当グループが専門とする領域は、このメタボリックシンドロームそのものと言っても過言ではありません。
メタボリックシンドロームを合併した肥満糖尿病患者に最適な治療法は、肥満を是正することにつきます。当科は肥満症の成因解明や治療技法の開発について数多くの総説・学術論文をもち、国内外から高い評価を受けています。

また平成16年12月より、当院第一外科と共同で胃内バルーン挿入法による肥満症加療を開始致しました。肥満症患者さんに見られる過食が抑制され、短期間での体重減少が可能となりました。今後は整形外科疾患や睡眠時無呼吸症候群を合併した肥満患者で、早急に体重減少を必要とする患者さんに有意義な治療法となることが期待されます。
当科は、糖尿病専門医の他、看護師、栄養士、薬剤師のスタッフが一体となり、約2週間の糖尿病教育入院を行っています。1 型糖尿病の患者さんに対しては、主に18
歳までの人を対象に、毎年8月に5泊6日間の糖尿病サマーキャンプを開催しています。その中で、インスリン注射や自己測定の指導、自己管理のサポートを行っています。
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内分泌疾患は多岐にわたりますが、元来見逃されやすい疾患です。しかしながら、他科あるいは関連病院の協力により、近年、紹介患者が増加しています。肥満や糖尿病患者の中に紛れているクッシング症候群や末端肥大症、あるいは高血圧症の中に紛れている原発性アルドステロン症なども少なくありません。内分泌疾患の多くは腫瘍であり、脳神経外科や泌尿器科など他科との連係が必要です。当科では診断の確定とともに、内科入院中に必要な手術前検査を行い、入院期間の短縮をはかっています。
また、最近、神経性食欲不振症などの摂食障害、ストレスによる過食が背景にある肥満症など、心理的要因が行動や身体に悪影響を及ぼしている患者が増加しています。当科ではこれらの疾患に対しても、各専門領域の医者との連携に基づいて治療に取り組んでいます。
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