
NSTの構成
NSTは中野病院長直轄組織であり、NSTの運営にはチーム医療であることが不可欠です。最終的には全職員がNSTの構成員としての認識を持つようになることが目標です。
Supervisor 古林 病院長
NST Core Staff=NST委員会
NST開始当時のCore Staffメンバー
委員長 岩坂日出男(麻酔科)
NST Staff:太田正之(肝胆膵外科)、松本重清(麻酔科)、伊東弘樹(薬剤部)、井上真(薬剤部)、割石富美子(看護部)、小野富子(看護部)、釘宮美幸(看護部)、大亀かおる(看護部)、和気智徳(検査部)、石橋幸子(栄養管理士)、足立和代(栄養管理士)
2009年4月時点でのNST Core Staffメンバー
委員長 岩坂日出男(麻酔科)
NST Staff :松本重清(麻酔科)、衛藤剛(肝胆膵外科)、葛城功(内分泌糖尿病内科)、甲斐宣貴(形成外科)、山口健司(歯科口腔外科)、萩原聡(麻酔科)、伊東弘樹(薬剤部)、後藤美貴代(看護部)、徳丸喜美代(看護部)、荒金郁代(看護部)、安部幸(看護部)、和気智徳(検査部)、石橋幸子(栄養管理士)、足立和代(栄養管理士)、田辺美保子(栄養管理士)
他 病棟NSTメンバー
NSTにおける各構成員の役割
NSTとチーム医療 麻酔科 岩坂 日出男
栄養管理はすべての医療の基本ではありますが、あまりにも基本すぎるために、おろそかにされ疾患のみに注意がむけられてしまいがちです。NSTを通じて各専門メンバーが知識を共有することで、今後の医療にもっとも大切な疾患を診るのではなく、患者さんを診るという視点にたったチーム医療が確立されることを期待しています。
NSTと集中治療 集中治療部 松本重清
過大侵襲を伴う重症患者では急性期の栄養サポートが重要です。ICU入室時には栄養不良がなくても、異化亢進時の栄養管理がおろそかであると、わずか数日で骨格筋が萎縮、免疫力が低下して、人工呼吸器からの離脱が困難となり、重症感染症を合併します。NSTはこれらの患者に栄養学的介入を行い、種々の遅発性合併症を予防して早期離床を目指します。
NSTと薬剤師 薬剤部 伊東 弘樹
薬剤部では、22名の薬剤師を全病棟に配置し、現在、薬剤管理指導を行っています。今回のNSTの組織化により、@TPNの処方支援・無菌調製による医薬品の適正使用、A医薬品と食物の相互作用のチェック、B注射剤の配合変化チェック等による誤投薬防止、C薬歴管理による副作用原因薬剤の評価、D栄養療法による合併症の早期発見・予防、E患者・家族への服薬指導の実施が可能になると考えます。
NSTと臨床検査 臨床検査部 和気 智徳
臨床検査技師がNSTに参加して、栄養指標マーカー測定だけではなく、
なにか我々だからできる付加価値を探求していきたいと思います。
NSTと管理栄養士 栄養管理部 石橋 幸子
これまで病院給食は、夕食時間6時以降、冷温配膳、選択メニューの実施などサービス面ばかりに目を向けられてきました。患者様のご容態は千差万別ですから、サービスのみで栄養状態を向上させることは困難でした。患者様の栄養状態を良好に保つことは、投薬、手術などすべての医療行為の原点となるもので、栄養状態の如何によって、治療の経過が大きく左右されます。患者さまの栄養状態の評価と回復を図る目的で、NSTのチームが組織され、私たち管理栄養士は食事はもちろんですが、身体に取り込まれる栄養という面から総合的な栄養管理に取り組むこととなりました。このことが強いては、患者様のご容態の改善を速め、早期退院や社会復帰への一助となることを信じています。
各メンバーの役割(NSTプロジェクト・ガイドラン参考)
○ 医師
病状の把握、栄養障害の有無や程度の判定、主治医の治療方針の確認、栄養療法の適応の決定、栄養管理法の手技の実際と指導、適切な栄養管理の評価、栄養療法の効果判定と合併症の確認、主治医とNSTメンバーノ仲介
○ 看護師
栄養障害の有無や程度の判定(栄養アセスメント)、問題症例の抽出・提示、症例の症状観察、主治医に治療方針の確認、栄養管理手技の是正・指導、適切な栄養管理法のチェック、栄養管理法を医師に助言・提示、
○薬剤師
担当病棟のモニタリング・症例のアセスメント(問題症例の抽出・Roundでの提示)、担当病棟Roundへの参加、生化学的知識に基づいた栄養療法の提言・問題点の抽出、栄養療法に伴う合併症の早期発見・予防、患者・家族への栄養薬剤の説明・服薬指導、栄養療法関連製剤の情報提供、輸液類の無菌調剤・誤投薬のチェック、新しい知識の習得と啓発
○ 栄養管理士
担当病棟のモニタリング、問題症例の抽出・アセスメント、栄養評価・摂食状況に基づいた栄養療法の提言・問題点の抽出、栄養療法の問題点・合併症の早期発見・予防、患者・家族への食事指導・疑問点への回答、栄養療法関連製剤の情報提供
○ 臨床検査技師
病院全体の栄養障害患者の早期抽出・提言、生化学的知識に基づいた栄養療法の効果判定・合併症の早期発見・予防、栄養指標マーカーの有効利用・新規効果判定基準の作成、感染制御部などとの連携による感染性合併症の早期発見・予防、新しい知識の習得と啓発