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お知らせ詳細

東九州メディカルバレー構想フォーラム(宮崎開催)

1. 日時:2013年1月31日(木) 13:20~19:00
2. 場所:宮崎県/ホテルニューウェルシティー宮崎
3. 主催:(一財)九州地域産業活性化センター、宮崎県、大分県
  共催:宮崎県 延岡市

◆開催挨拶◆

  平成25年1月31日、宮崎市で東九州メディカルバレー構想フォーラムが開催されました。先に、主催者あいさつとして宮崎県知事 河野 俊嗣氏より今回のフォーラム開催にあたっての挨拶が行われました。挨拶の中では、東九州の特性、またその中における宮崎の特性や地域性が語られ、本構想においてこれらの地域性を活かした地域活性化を行いとの知事の思いが熱く語られました。
続いて、九州経済産業局地域経済部長平井 淳生氏より挨拶が行われ、国の政策からみた本構想に対する期待についての言葉が述べられました。

◆来賓講演

「経済産業省における医療機器産業政策について」
経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課
医療・福祉機器産業室 室長 覚道 崇文 氏

講演においては、医療機器産業の振興に向けた課題について、「競争力強化に向けた支援と環境整備」「開発・製品化を円滑にするための規制・制度面からの環境整備」「日本の医療サービスと機器・システムが一体となった海外展開の推進」との3点を掲げ、経済産業省として支援する事業の紹介等が具体的に述べられ、医療現場において広く共有化されたニーズを取り入れ、付加価値の高いものをつくっていくことが成功の鍵だとの話がなされました。 

◆基調講演◆

「日本と世界のEHR(生涯カルテ)」
京都大学医学部附属病院医療情報企画部 部長
教授 吉原 博幸 氏

EHRとは、患者の生涯にわたる医療情報を、地域レベル、または国家レベルで共有するという大きなプロジェクトのことであるが、今回は日本と世界におけるEHRの現状と課題について講演が行われた。海外の現状については、東南アジア各国及び北米の先進国の現状が報告され、その後匿名化して進めている京都大学でのプロジェクトの紹介が行われいくつか日本で運用する際の課題が述べられました。

◆パネルディスカッション

「東九州メディカルバレー構想の展望等について」
<コーディネーター>
宮崎大学 理事・病院長 池ノ上 克 氏
<パネリスト>
延岡市長 首藤 正治 氏
宮崎県医療機器産業研究会会長 松田 哲 氏
九州保険福祉大学臨床工学科 学科長
教授 竹澤 真吾 氏
宮崎県商工観光労働部長 米原 隆夫 氏

パネルディスカッションでは、各パネリスト所属組織における東九州メディカルバレー構想への取り組みが述べられ、その後海外の医療従事者育成といったトレーニング構想について議論されました。パネリストからは、トレーニング構想について様々な意見が交わされ、臨床工学士を増やすことに力を入れた構想を推進していきたいとの意見もあがっていた。   

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