研究内容 RESEARCH

    現在、当講座では、下記のプロジェクトをメインとして研究を進めております。


    神経ペプチド・ニューロメジンUシステムの新規生理機能の解明

    ニューロメジンU(NMU)は1985年に同定された生理活性ペプチドであり、2000年NMU受容体が同定されたのを機に生理機能の解析が進み、現在に至っています。
    その後、NMU受容体の新たな内因性リガンドであるニューロメジンS(NMS)が同定され、現在、NMSの生理機能の解析も進んでいます。
    現在、本講座では、NMU/NMS両遺伝子欠損マウスを新たに作製し、単独遺伝子欠損マウスにて見出されなかった新たな生理作用を見いだし、解析をおこなっています。加えて新たにゼブラフィッシュを用いた薬理遺伝学的解析システム(DREADD)を立ち上げ、任意の時期に遺伝子発現をON/OFFすることで、分子機能を解析しています。
    その知見を元に包括的にNMUシステムの生体高次機能における機能を追究し、NMUシステムが関与する病態の治療や創薬、バイオマーカーへの発展の可能性を追究した研究をおこなっています。









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