〒879-5593 大分県由布市挾間町医大ヶ丘1丁目1番地
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(2019年7月版)


私たち総合内科・総合診療科は、平成24年4月の大分大学医学部内科学講座再編を機に誕生した新しい科です。私たちは、内科を基軸とし、臓器横断的な診療を特徴とし、患者さんの心理社会的背景に配慮した患者中心の医療を実践しています。

大分大学医学部は県内唯一の医育機関で、社会が求める医師を輩出することが責務です。私たち総合内科・総合診療科は、「内科専門医」、「総合診療専門医」の育成に主眼を置いていますが、同時に臓器別専門医を目指す医師にも総合臨床能力を身に付ける教育を提供することが求められる役割と考えています。内科専門医育成には、幅広い内科領域における知識・技能・症例経験が求められます。そのために、私たち総合内科・総合診療科と内科学講座、そして地域中核病院とが連携して魅力的な研修プログラムを整備しています。また、私たちは、内科専門医取得後に臓器別専門医(2階建て部分)を取得するキャリアパスも奨励していきたいと考えています。特に地域病院では、『全てにわたり広く、一部は深く』という能力を有する内科医のニーズが非常に高いことを実感しています。

一方、「総合診療専門医」は地域を診る医師として、社会のニーズ、時代の要請として誕生した新しい専門医です。では、患者さんは総合診療医に何を求めるのでしょうか? 大学病院では「原因がわからない症状に対して診断をつけてほしい」「何か重大な病気があるのではないか」と心配された患者さんが多くみえます。幅広い知識と確かな診断能力が試されます。それに応えるには一人一人の患者さんにじっくりと向き合い、各種カンファレンスにおいて全員で議論することが重要だと考えています。それらを通して、病態を考え、診断する能力は自ずと向上し、患者さんのニーズに応えられるようになります。地域の病院や診療所ではどうでしょう。外来では総合的な診療に軸足を置き、入院患者の診療を行う場合は、内科医としての役割を求められることが通常です。その際、必ずしも患者さんは全ての問題の解決を総合診療医に求めるわけではありません。「あの先生に相談すれば、最も適切な専門医を紹介してくれる」ことを期待することもあります。一方、専門医が苦手とする分野で頼られることは少なくありません。例えば、「治療方法がないと言われたが、残された時間を家族と過ごしたい」というニーズです。この場合、医師一人が抱え込む必要はありません。地域医療の現場には多くの協力者がいます。患者さんとより近い関係で、「寄り添う医療」を実践できるのも総合診療医としての魅力、やりがいです。

私たち総合内科・総合診療科は、総合的な診療を志す方、診断力を極めたい方、臨床研究に興味のある方、お年寄りが大好きという方、地域医療に情熱のある方、人の役に立つのが好きな方、将来開業したいという方、そして医師の原点である「患者さんに寄り添う“お医者さん”」になりたい方など多様な人材を求めています。目指すものは同じです。患者さん、ご家族、そして地域の皆さんの幸せのために、一緒に汗をかいて、夢を追いかけましょう!

 

 

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