第53回日本医学教育学会大会に参加しました。医学科4年生の西郡君の発表が優秀演題賞を受賞しました。

　2021年7月30日、31日に第53回日本医学教育学会大会が自治医科大学の主催のもとオンラインで開催されました。
山本恭子先生が「オンライン講義における学生の学修姿勢についての検討」という題目で発表を行いました。山本恭子先生の感想です。「自己評価で自分を『勤勉、積極的』と評価している学生の方が『グループディスカッションの参加態度がよい』、という研究結果を発表しました。しかしながら、対面のグループディスカッションでは黙々と課題に取り組み姿勢が目に見えますが、オンラインでは見えないこともあり、それをどのように評価するかは今後の課題です。学会では、いくつものワークショップにも参加しました。大学での学生教育に反映させられるよう取り組みたいと思います。」

医学科4年生の西郡椋也君は「学生企画によるコロナ禍におけるオンライン脱出ゲームの試み」というタイトルで発表されました。西郡椋也君の感想です。「印象に残ったのは当日の『ライブディスカッション』です。医学教育がご専門の先生方とオンラインWSのあり方についてお話しできた12分間。自分にはない発想に触れ、贅沢な時間となりました。この学びは今後のWS運営に活かしたいと思います。」　
すばらしいことに、西郡君の発表は学生演題の優秀演題賞に選ばれました。おめでとうございます。
今後の大学の学生教育の向上につながる学会でした。

文責　塩田星児