医学科4年生の研究室配属発表会がありました。

 

　2021年7月20日に研究室配属の発表会がありました。皆さん先行配属から研究を開始され、どの研究も興味深い知見を得ることができました。演題発表もみなさんすばらしかったです。
　それぞれの学生さんの研究室配属の感想です。

白坂　祐輔　「在宅医療に対する意識調査からみえてくる今後の在宅医療教育の在り方」
医師や学生に対する意識調査をもとに、在宅医不足の改善策や在宅医療に関する今後の教育の在り方を考察・提案しました。想定していた結果と違う結果も多々あり、その要因を考察することに苦労したこともありましたが、先生方に協力して頂きながら研究を進めることができました。発表の時は、限られた発表時間の中で自分が伝えたい事を分かりやすく、的確に伝えるためにはどうすれば良いかを工夫しました。研究の進め方やデータの解析方法、そして研究結果を第三者に正確にかつ分かりやすく伝える方法といった、座学では学ぶことができないより実践的な事を学ぶことができました。先生方、ありがとうございました。

西郡　椋也　「高齢者フレイルに関する診療実態  ～大分県医師会員へのアンケート調査より～」
自分の興味のある分野から研究テーマを決め、方法を考え、実際に情報を集めて、解析し、それをもとに考察し、発表するという流れは新鮮で、多くの学びがありました。この期間での学びを今後に活かしたいと思います。

永木　駿　「コロナ禍における診療及び在宅医療に関する調査」
県内の医療の現状をデータを通して知ることができ、機会があれば数年後の研究もしたいと思いました。

松原淳之介　「メタボリック症候群や体重増加と逆流性食道炎の関係について」
研究を通して医療統計の基礎を学ぶことができ、自分にとって非常に有意義な研究期間になりました。

大川　洋平　「認知症患者介護者への負担軽減に介護者へのケア・サポート教育プログラムは有効か　～メタ解析での検討～」
研究室配属でしか得られない貴重な経験ができました。ありがとうございました。

　皆様の益々のご活躍を祈念いたします。

 

文責　塩田星児

永木くんと松原くん