当教室(第二外科)では、胸部外科領域に関する診療、研究、教育を行っています。臨床では、肺癌(呼吸器)、食道癌、乳癌(乳腺疾患)の悪性疾患の治療を中心に3グループで診療を行っています。呼吸器、食道外科においては患者に優しい低侵襲治療を目指し胸腔鏡を積極的に取り入れています。特に川原教授就任以来、胸腔鏡手術数の増加はめざましく、現在では早期癌のみならず進行癌に対しても適応を拡大し開胸手術と同等の成績を上げています。乳腺外科においてもセンチネルリンパ節生検を取り入れ安全かつ低侵襲で先進的な医療を提供することを目標に診療を行っています。
またEBM(科学的根拠に基づく医療)の実践と共に手術のみならず放射線治療・化学療法・免疫療法を用い、患者・腫瘍の特徴に適した個別化医療、集学的治療を行うことを第一にしています。
臨床研究においては画像診断や内視鏡検査等による、より客観的かつ正確な診断法の開発に向けた研究を行っています。基礎医学研究では、形態学的と分子生物学的手法を用いて腫瘍の発生・進展機序、治療が腫瘍細胞に及ぼす影響とその機序に関する研究に重点を置いています。
教育に関しては学生のクリニカル・クラークシップにおいて診察法の実習、疾患の知識、手術手技の習得、英語によるケース・プレゼンテーションなど多岐にわたり活動的に行っています。新臨床研修制度発足以来、初期研修医の教育にも積極的に取り組んでいます。また専門医育成のため後期研修医教育も開始しています。
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