1.研究目標

目的:精神看護の対象理解を深め、ケアの向上をはかり、質の高い教育環境の提供に努める。

 乳幼児、学童とその家族を対象に、精神看護を精神発達論および家族理論、精神力動論を背景に研究を行っている。また「セクシュアリティ」「死生観」を中心として精神看護学の教授法の研究を行っている。

(1)マルトリートメントアセスメントスケール開発

(2)児童精神看護における遊びの意味

(3)インターネット情報を活用したセクシュアリティの講義方法の開発

(4)学生が考える子どものいのちの教育方法

2.現状の点検

 (1)代表原著論文

花田裕子:小児精神科病棟で行われている看護ケアの意味,こころの看護学2(1)47−55,1998

 (2)講座で出版した原著論文数とインパクトファクター合計

   平成 9年度(0,0)

   平成11年度(1,0)

   平成11年度(0,0)

   平成12年度(0,0)

 (3)科学研究費補助金及び民間の公募制による研究補助金等の獲得状況

   文部省科学研究費

   期間:平成12年〜平成14年度

   研究者名:花田裕子

   課題:萌芽的研究「育児におけるマルトリートメントの予防と早期発見のためのスケール開発」

3.現状の評価(目的・目標の達成度または長所と問題点を簡潔に)

 (1)研究課題に向けて、学会やワークショップ等に積極的に参加して情報収集、意見交換など行いな

   がら取り組んでいる。

 (2)精神看護学の教育評価を行い、他領域との連携を図りながら教育の充実に取り組んでいる。

    多くの研究データを早い時期に分析し、発表していくことが課題。

4.将来の改善改革に向けた方策

 よりよい看護実践のための基盤を作り,多角的視点から研究を行うためにも,他の学内・学外部門や機関との共同研究を行っていく。

臨床看護学講座(精神看護学領域)