[ 自己点検・評価体制
平成3年7月の大学設置基準の大綱化に伴い,平成3年9月に自己点検・評価委員会を設置し,
平成5年3月に「大分医科大学自己点検・評価1992年」及び「教官研究要覧1992年」,ま
た,平成10年3月に「大分医科大学自己点検・評価1997年」及び「教官研究要覧1997年」
を刊行し,関係機関に公表してきた。
これらの自己点検・評価における指摘事項等については,当該項目を所掌する委員会等により,
重要性及び緊急性を考慮の上,対応策について検討して改善・改革を推進している。
また,平成6年から毎年に「大分医科大学研究業績目録」も刊行し関係機関に公表し,1998
年版から,本学ホームページに掲載している。
1.自己点検・評価を活用した改革
○現状の点検(現状並びに問題点とその検討状況)
(1)前回の「大分医科大学自己点検・評価1997年」により具現化した事項
a.入学定員の配分比率の変更
b.学士編入学の導入
c.他大学との単位互換
d.単位制の導入
e.クリニカル・クラークシップの導入
f.外部評価の実施
(2)今回の自己点検・評価体制
より適格な大学改革推進システムを構築するため,従来の自己点検・評価委員会を発展的に廃
止し,新たに4つの委員会(大学運営等評価委員会,教育評価委員会,研究評価委員会,医療評
価委員会)を設置し,「大分医科大学自己点検・評価2001年」を取りまとめた。この4委員会
は,大学評価・学位授与機構の評価にも対処する。
また,平成14年2月に外部評価委員による「大分医科大学自己点検・評価2001年の検証
を行う予定である。
○現状の評価(目的・目標の達成度または長所と問題点)
「大分医科大学自己点検・評価2001年」は,現状の点検(現状並びに問題点とその検討状
況),現状の評価(目的・目標の達成度または長所と問題点)及び将来の改善改革に向けた方策の
3つの視点から箇条書きにより要点のみ記載し,改善・改革及び学外者の検証等が行われやすい
ように配慮した。
○将来の改善改革に向けた方策
自己点検・評価疲れにならないことを考慮しながら,継続性のある自己点検・評価を実施する
ことが重要である。
○現状の点検(現状並びに問題点とその検討状況)
(1)前回の「大分医科大学自己点検・評価1997年」
文部省,関係の国公私立大学,大分県,学術交流協定校及び名誉教授に配布した。
(2)今回の「大分医科大学自己点検・評価2001年」
前回と同様に配布するとともに,自己点検・評価の一環として同時期に刊行・公表している
「教官研究要覧」をホームページに掲載して公表した。
○現状の評価(目的・目標の達成度または長所と問題点)
「教官研究要覧」をホームページに掲載したことにより,合理化したが,ペーパーレス化が完
全でない学内外の状況から,印刷物としても作成した。
○将来の改善改革に向けた方策
ホームページに掲載する自己点検・評価書にする。