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5.お子様の手術について

  • 術前の絶飲食

     小児で前日の夜から絶飲食を行うと(特に乳幼児の場合)、脱水症状を起こすことがありますので、
    「前日の夜○○時から食事やオヤツ、ミルクなどは中止ですけど、そのかわりお茶やお白湯、子供用のスポーツ飲料などは飲んでもいいですよ、当日の○○時からはお茶やお水も飲まないようにしてくださいね」
     と、お子様にあわせた、無理のない絶飲食の指示が具体的に出ます。実際の時刻などは、お子様の年令や身体の状態、手術室入室時刻などの条件で変わってきますから、保護者のかたが絶飲食の指示を確認して、その指示を守るようにしてください。病棟スタッフに頼んで、その指示を紙書いてもらうと、より確実でしょう。
     もし手術前に、
    「今、このジュース飲ませてもいいのかな?」
    「お腹が空いてムズガッているんだけど、ビスケット一枚くらいなら食べさせてもいいかな?」
     なんて分からなくなったら、すぐに病棟スタッフに「飲ませてもいいですか?」「食べさせても大丈夫?」と尋ねてください。

    注意:前述したように、手術前の絶飲食は、手術を受けるお子様自身の安全を確保するための処置です。しかし…

    • 御両親が所要で病室を離れたときに、付き添っていた親族が「お腹を空かせているのは可哀相だ」と、こっそりお菓子を食べさせた
    • 「手術の後、しばらくは思うように食事ができないだろうから、今のうちに食べさせておこう」と、お腹いっぱい食事をさせた。
    • 「手術なんだから、しっかり食べて体力をつけさせよう」と、ゴハンを食べさせた。

    …といったケースが実際に起こっています。手術前の絶飲食がきちんと行えなかった場合は、手術を中止/延期することもありえますので、保護者のかたのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

  • 母子同伴入室

     当院では、◯才から◯才までのお子様の手術の場合、「母子同伴入室」といって、手術を受けるお子様と一緒に、保護者のかたにも手術室へ入室して頂いています。やはり、小さなお子様にとって、見馴れぬ大人(術衣、マスク、帽子などで身を包んだ医師や看護師)に周囲を囲まれて手術室に入る、というのは、とても大きなストレスになりえます。
     それよりは、お子様自身が一番信頼している大人の人と連れだって手術室に入ることで、お子様に大きな安心感を与えることができる、と、我々は考えています。
     一緒に入室して頂くのは、多くの場合はお父様/お母様ですが、それ以外の保護者のかたでも、もちろんかまいません
    実際の様子は、こちらのページに写真を載せていますので、どうぞご覧下さい。

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