麻酔科医と話し合う
手術では、麻酔がつきものです。麻酔には局所麻酔や全身麻酔など、いろいろなやりかたがありますが、手術による傷がとても小さな場合には、手術を行う外科医が局所麻酔で行うこともあります。しかし、当院では、腰椎麻酔(俗に「下半身麻酔」と呼ばれているものですね)や全身麻酔は、麻酔を専門とする麻酔科医が行います。
麻酔科医が麻酔を行う場合には、手術の前日に麻酔科外来を受診し、問診や診察を受けて頂きます。その際、手術当日にどのような段取りで麻酔が行われるかの説明もあります。以下のような項目について、麻酔科医に確認しておくとよいでしょう。
- 麻酔は全身麻酔で行うのか、局所麻酔で行うのか
- 体のどの部分に麻酔の注射をするのか
- 麻酔はどのくらいの時間、効果があるのか
- 麻酔が効かない、または効きすぎる、ということはありうるのか
もちろん、麻酔科医は皆様のカルテを入念にチェックし、合併症や過去の病歴、手術歴等を確認しますが、受診した際、麻酔科医に伝えておくとよいこととして、以下のような項目があります。
- 義歯の有無。治寮中の歯やグラグラと動く歯の有無。
- 頭頚部(喉や顎、頚)の病気や怪我、異常など。
- 手足の痺れ。
- 喘息、アレルギーの有無。
- 過去の手術に際して、麻酔を受けたことがあるか。その時、何か異常はなかったか。
- 血縁者が以前に麻酔を受けたことがあるか、その際、異常はなかったか。
- 手術前の、咳、鼻水、など風邪の症状の有無。
当院で麻酔を受けられる皆様にお渡ししている説明の文書「麻酔を受けられるみなさまへ」をWEB上で公開しておきます。「麻酔って、なんだか怖くて…」という方は、一度お読み下さい。