医学部の学生教育にご参画頂く「模擬患者」さんを募集しています。

***模擬患者とは***

学生(職員)の医療コミュニケーション(面接)教育のために、患者役を演じて頂く方です。「SP」と略されることもあります。

医学教育は時代とともに大きく変化しており、その中の一つにコミュニケーション教育があります。よりよい医療のためには、患者さんと医療者との良好なコミュニケーションが欠かせません。従来は、職業人となって経験を積みながら修得するものでしたが、現在は学生のうちに基礎的なコミュニケーション能力を身に着けることが重要と考えられています。

コミュニケーションは人と人で行うものですので、その教育には対象となる方が必要で、その役割を担って頂くのが模擬患者さんです。演じるだけではなく、お話をした後で感じたことを学生にフィードバックして頂くこともあります。

このように医学部の教育で非常に重要な模擬患者さんですが、まだまだ十分な人数が確保できていません。

大分県では、「豊の国医療教育ボランティア会(豊の国SP研究会)」が模擬患者の会として活躍されています。メンバーの方は演技などについて全く経験がない方がほとんどです。会では模擬患者さんとして活動して頂くための養成研修を組んでいらっしゃいます。基本的には、こちらの会をご紹介することになります。

ご興味のある方、詳しくお知りになりたい方は、是非一度ご連絡をください。


担当者