外来 | 診療 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
一般 外来 |
初診 ・ 再診 |
久保田・嵜野 ・岸・横山・田村 |
手術日 |
木許・中室 横山・田村 |
手術日 | 久保田・木許 嵜野・大木・ 中室・岸 |
PM:手術 | ||||||
特殊 外来 |
再診 | (未熟児 PM) |
(緑内障 AM) | (小児眼科 PM) | (黄斑 AM) | (小児PM) |
未定 | 久保田・中室 嵜野・横山・中野 |
大木 | 木許 | 大木 | ||
(角膜移植) | (特殊コンタクト) | (特殊コンタクト) | ||||
横山 | 未定 | 未定 | ||||
(ぶどう膜) (神経眼科・視覚生理) |
(義眼) | ー | ||||
中室・中野 田村 |
未定 |
当科は、昭和56年10月付属病院開設と同時に診療を開始しました。教室員は現在、教授1名、准教授1名、助教8名、医員7名、に視能訓練士4名を加えた総勢21名で診療にあたっています。
眼科は、物を見るための視覚器を扱う科です。眼球から、眼瞼、眼球を収める眼窩、眼球を動かす筋肉、視神経、涙器を対象とします。非常に小さな部位 ですので、なじみにくいかもしれません。しかし、人は外界から得る情報の8~9割は眼からと言われています。従って、眼の機能障害、とりわけ、視力、視野障害が生じるとあらゆる面 で生活に支障が出てきます。そのように重要な機能をになう視覚器の色々な疾患や外傷にたいして当科では日夜治療を行っています。
年間の手術件数は900-1000例ほどで、外傷や緑内障発作など緊急手術にも数多く対応しています。白内障手術では、開業医では困難な先天白内障や、様々な全身疾患を持った患者さんに対しても、他科の先生と連携しながら行っています。緑内障手術は、治療が困難になった再々手術例、血管新生緑内障などの症例にたいし、代謝阻害剤を用いた手術などの最新の技術を使い良好な成績を収めています。アイバンク活動も盛んであり、当院医局内にアイバンク事務所を設けており、角膜移植も行っています。近年、放置すれば失明となる網膜剥離および糖尿病網膜症に対する硝子体切除術が増加していますが、手術場の協力を得て(これらの手術は、時間と人手が必要です)良好な手術成績を挙げています。このように、大分大学眼科は、高度な医療を提供しその責務を十分に果 たしていると思っています。
診療は、新患日は、月・水・金です。外来患者数は1日平均110~120名ほどです。特殊外来としては、火曜の午前に緑内障外来、水曜と金曜の午後に小児眼科、木曜の午前に黄斑外来、金曜日午後に抗VEGF外来など上表に示すような専門外来があります。それぞれの専門外来では、他施設では治療困難な症例に対しレベルの高い医療を行っています。
昨今は、病診連係と言って、他の病院や診療所とのスムーズな患者さんの紹介や受け入れが課題となっています。その点、県内の病院眼科常勤医のほとんどは我々の医局からの出向者であり、各病院・大学病院間の患者紹介は、非常に円滑に行われています。
このように、当科では、スタッフ一同が全身疾患に起因した眼病変を含め幅広い眼科疾患を専門的立場から的確に診断し治療にあったっています。眼のことで困った事があれば、どうぞお気軽に当科へ受診して下さい。