新型肺炎の死者90人超す、患者数も2500人突破

新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の死者が6日、90人を超えた。WHOが
日本時間6日午前零時に集計した死者数は89人だったが、その後、北京で発症した国際
労働機関(ILO)の局長など、中国本土と香港、カナダで各2人がさらに死亡した。

患者数も、同じ集計で2416人だったが、香港で42人、中国本土で27人、カナダで16人、
シンガポールで5人、台湾で2人の増加を発表しており、2500人を突破した。

(2003/4/7/13:08 読売新聞WEB版)