ウクライナでも新型肺炎?女性患者が死亡

【モスクワ=五十嵐弘一】ウクライナ保健省報道官は17日、
タス通信に対し、同国中部のカホフカの病院で、新型肺炎
(重症急性呼吸器症候群=SARS)に似た症状の女性患者が
死亡した、と語った。同国でSARSによるとみられる死者が
出たのは初めて。

病院には死亡した患者の友人の男性(21)も収容されている。
この男性は喫茶店で給仕として働いていたため、保健省は
感染が拡大する恐れもあるとみて、警戒を強めている。

(2003/4/18/19:47 読売新聞WEB版)