新型肺炎でアジア選手権への出場強制せず…レスリング

日本レスリング協会は2日、アジア選手権(6月5―8日、ニュー
デリー)に関し、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)へ
の懸念を考慮して代表選手に出場を強制せず、参加する場合は「承
諾書」の提出を義務付ける方針を決めた。

男子のアジア選手権代表は、この日の全日本選抜選手権を通じて選
ばれた世界選手権代表と同じ。新型肺炎をめぐって大学や所属先な
どで海外渡航を認めないケースが出ていることから、出場を選手側
の判断に任せることにした。

(2003/5/2/21:25 読売新聞WEB版)