新型肺炎、現時点で北京五輪に支障なし…五輪統括部長

国際オリンピック委員会(IOC)のフェリ五輪統括部長は1
6日、中国で感染が広がっている新型肺炎(重症急性呼吸器症
候群=SARS)により、2008年北京五輪の開催準備に支
障が出ることは現時点ではない、との見方を示した。

同五輪に関連しては、今月末に予定されていた大会ロゴの発表
が延期され、一部の作業部会も中止された。しかし、同部長は
「北京の準備は予定を上回るペースで進んでおり、作業部会を
取りやめたのも、準備が遅れる危険はないと判断したからだ」
と語った。(共同)

(2003/5/17/13:20 読売新聞WEB版)