台湾人医師宿泊のホテルが営業自粛…新型肺炎予防

新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)感染の疑いがあ
る台湾人医師が観光ツアーで回っていた関西・四国では、各地
で対応に追われた。

医師が宿泊した兵庫県・淡路島、香川県・小豆島、京都府宮津
市、大阪市内のホテルは営業自粛を決めた。

SARS相談窓口として大阪府が16日夜、開設した2本の電
話には、17日正午までに184件の相談があったが、SAR
S症状を訴えるようなケースはなかった。

大阪市、京都府、京都市の相談電話にも計500件以上の相談
があった。
(2003/5/17/13:37 読売新聞WEB版)