台湾人医師の旅行、坂口厚労相「厳重に抗議」と表明

新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)患者と確認され
た台湾人医師(26)が、解熱剤を服用しながら日本国内を旅
行していたことについて、坂口厚生労働相は17日、報道陣に
「医の倫理に反すること。(渡航を許した台湾当局に)厳重に
抗議したい」と語った。

一方、発熱して入院している貸し切りバスの運転手は、「疑い
例」とされた。医師は運転手の斜め後方の2―3メートル離れ
た席に座っていたという。

(2003/5/18/01:44 読売新聞WEB版)