台湾の高島屋、新型肺炎で自粛していた営業を再開

高島屋は21日、現地従業員が新型肺炎(重症急性呼吸器症
候群=SARS)に感染した疑いがあるとして17日から営
業を自粛していた台湾の合弁会社「大葉高島屋」(台北市)
の営業を21日午前11時(日本時間の正午)に再開したと
発表した。

今月10日に現地人の女性従業員1人が体調不良を訴え11
日から欠勤し、16日にSARS感染の疑いが出た。このた
め、17日から建物の消毒などを行った。女性従業員は、現
在もSARS感染の疑いが消えていないが、潜伏期間とされ
る10日間をすぎたため、営業再開を決めた。

(2003/05/21/23:31 読売新聞WEB版)