東アジアからの観光客受け入れ自粛通知を撤回…山形

新型肺炎(SARS)を巡り、山形県村山地方の旅館組合が、
加盟するホテル、旅館に東アジアからの観光客受け入れの自
粛を求める通知を出していたことについて、同組合は22日
までに、通知を撤回することを決めた。

組合によると、今回の通知を出す前後から、SARS患者が
出た国からの渡航者であることを理由とした宿泊拒否は出来
ないという旨の通知が県などからあり、撤回はそうした点を
踏まえた措置という。

組合では22日以降、加盟する宿泊施設に撤回を伝える。組
合幹部は「通知は神経質すぎた。いたずらに不安がらずに対
応したい」と話している。

(2003/05/22/13:50 読売新聞WEB版)