新型肺炎隔離施設設置に反対、住民2千人が暴動…中国

【北京=佐伯聡士】新華社電によると、中国湖南省双峰県
で4月下旬、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)
の隔離施設設置に反対する住民約2000人が暴動を起こ
し、首謀者5人が社会秩序を乱した疑いなどで逮捕された。

5人は双峰県政府が地元の衛生医院を隔離施設に指定した
ことに反発。住民を扇動して衛生医院に放火した上、警察
車両9台を破壊したほか、警官31人にけがを負わせたと
いう。

(2003/05/30/21:58 読売新聞WEB版)