厚生労働省は5日、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)のウイルス検査について、国内で過去に報告された「疑い例」患者54人と、「可能性例」患者16人の計70人全員を対象に、さかのぼって実施することを決めた。
経過観察中の4人を除く66人は感染が否定されたが、ウイルス検査の信頼度が向上したことを受けた措置。