北京で新型肺炎疑い例、接触5人隔離…安徽省でも1人

読売新聞WEB版
2004/04/23/00:57

 【北京=竹腰雅彦】新華社電によると、中国衛生省は22日、北京市で新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の疑い患者1人が発生したと発表した。患者は、北京市内の病院の女性看護師(20)で、今月5日に発熱などの症状を訴えた。看護師と密接に接触した5人に発熱症状が出ており、隔離措置を受けている。

 中国でSARSの感染・感染疑い例が出たのは、今年1月に広東省広州市で4人の感染が確認されて以来。

 一方、香港の衛生当局は同日、中国衛生省が安徽省でも感染疑い例が1人出たことを通報してきたと明らかにした。

(2004/04/23/00:57 読売新聞)


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