北京でさらに5人がSARSの疑い 中国で報道

朝日新聞WEB版
2004/04/25/03:01

 中国の通信社である中国新聞社は24日、新型肺炎SARSと確認された北京の女性看護師(20)と接触し発熱が続いている5人について、SARSの疑いが濃いとの医師の発言を伝えた。

 医師は5人に関し、発熱していることや胸部X線像、白血球の量などをもとに「疑い例のレベルを超えて、感染の確認まで一つの検査を残すだけだ」と語っている。

 衛生省は同日午前までの集計で、中国のSARS患者は計2人、疑い例も計2人(1人死亡)と発表している。中国新聞社が報じた5人について、女性看護師とどこで接触したかは伝えられていない。

(2004/04/25/03:01 朝日新聞WEB版)


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