中国で7人目の新型肺炎疑い例、患者は危篤状態

読売新聞WEB版
2004/04/28/19:16

 【北京=竹腰雅彦】中国衛生省は28日、北京市の女性元医師(49)が新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の感染疑い例と確認され、この元医師が危篤状態にあると発表した。これにより今回の新型肺炎感染者は2人、感染疑い患者は7人(うち1人は死亡)となった。

 元医師は胸部の感染病で入院して一時、のちに新型肺炎感染が確認された北京市の女性看護師(20)と同じ病室で治療を受けていたが、19日に発熱症状を訴え、22日から隔離措置を受けていた。

(2004/04/28/19:16 読売新聞)


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