センター概要

看護職キャリア開発支援センターは、医療環境の変化に対応できる組織をつくり、人を育てることを目的に、令和元年12月1日に設立されました。

センターには、現行の教育プログラムの評価とブラッシュアップ、新規プログラムを開発する「教育プログラム開発部門」、看護職の研究支援による看護研究の実績向上、看護学科との共同によって研究を推進する「研究支援部門」、地域看護の質向上に貢献する事業の展開を行う「地域交流推進部門」があります。

活動紹介

組織図

教育プログラム開発部門

年度 活動内容
  • 令和5年度
  • (2023年度)
  1. 看護職キャリア開発支援プロジェクト開始(看護学科卒前学習会と看護部実地指導者研修会の協働開催)
  2. 入職2年目看護職員の看護実践の状況に関する実態把握
  • 令和4年度
  • (2022年度)
  1. 令和3年度実地指導者研修卒前学生参加の評価
  2. 入職2年目看護職員への集合研修の再編成
  • 令和3年度
  • (2021年度)
  1. 早期キャリア支援:ポートフォーリオの見直し
  2. 教育支援研修の開始にむけた検討・実施
  • 令和2年度
  • (2020年度)
  1. 教育支援研修内容のブラッシュアップ
  2. 新人看護職員研修におけるキャリアシートの活用
看護部が取り組む教育プログラムのブラッシュアップに向け、生涯学習支援の観点で看護学科と協働した探究に取り組んでいます。臨床実践能力の向上を目的として、看護基礎教育課程の学びを基盤とした経験学習の深化を目指し、様々な経験年数の看護職が学び続ける機会となる研修プログラムの再構築に取り組みます。

研究支援部門

年度 活動内容
  • 令和5年度
  • (2023年度)
  1. 看護研究相談会の活用促進に向けミニレクチャー2回開催
  2. 看護研究相談会で17件の相談を受け、うち6件が学会発表
  • 令和4年度
  • (2022年度)
  1. 看護研究相談会で10件の相談を受け、うち4件が学会発表
  • 令和3年度
  • (2021年度)
  1. 看護学科教員による指導・支援を受け研究に取り組むことができる「看護研究相談会」を開設し、看護研究の支援体制を整備
  • 令和2年度
  • (2020年度)
  1. 看護職員の看護研究に対するニーズ調査を実施
  2. 看護研究に関する教育や支援体制の課題の明確化
研究支援体制を整備し、看護ケアや日々の看護実践で生じた疑問を研究に発展させる支援に取り組んでいます。看護部内で実施した症例発表や看護実践報告から研究に発展させることで看護ケアの質向上を目指し、看護学科教員と協働した支援で、臨床現場での看護研究を推進します。

地域交流推進部門

年度 活動内容
  • 令和5年度
  • (2023年度)
  1. 地域貢献事業・長期支援事業として実施するがん化学療法看護・心不全看護分野のオンライン研修開催を支援
  2. 認知症看護認定看護師の会運営を支援
  3. がん分野の専門・認定看護師による市民公開講座の企画・運営
  • 令和4年度
  • (2022年度)
  1. 地域貢献事業・長期支援事業の発展に向け、専門・認定看護師によるオンライン研修の提案
  2. 大分県内の認知症看護認定看護師の会設立に向けた支援
  • 令和3年度
  • (2021年度)
  1. 大分県内の専門・認定看護師のネットワーク作りや地域の関係職種との連携体制づくりに向けた準備
  • 令和2年度
  • (2020年度)
  1. 地域の看護職に対する研修や看護ケアに関するニーズ調査
  2. 当院看護部の専門・認定看護師が担う地域貢献事業の意義を再検討
大分県における医療の動向や看護職の働き方、研修受講スタイルの変化など、地域の看護職の学習ニーズに応えた地域貢献事業のあり方を検討しています。地域で活躍する看護職の臨床実践能力向上に貢献できるように事業のプログラムをブラッシュアップし、新規プログラムを開発します。