令和6年11月8日、18日に、医学部(医学科・看護学科)と福祉健康科学部(社会福祉実践コース・心理学コース・理学療法コース)の4年生約270名が、挾間キャンパスに集合し合同演習を行いました。2学部共同の本演習は多職種連携教育として令和元年に始まり、3年間のコロナ禍下でのオンライン開催を経て、今年は3回目の対面形式での実施となりました。
8日は、2学科・3コースが混合した25のグループがチュートリアル室に分かれて、退院を控えた患者の問題点と今後の支援策を検討するための多職種合同カンファレンスを行うという設定で、各専門職の立場から議論しました。
18日は、まずチュートリアル室でグループごとに、全体討議で支援策を発表するためのスライドを完成させました。その後臨床大講義室に移り、5グループが代表して発表を行いました。最後に各専門領域の先生方がフィードバックを行い、全体討議が終了しました。
グループ討議はどの部屋でも大いに盛り上がり、活発な討論が行われました。他学部との合同演習という機会を得て、異なった視点からの意見を聞き、お互いに刺激しあえたのではないでしょうか。医療福祉の現場では、今後ますます多職種連携が求められます。今回の経験が将来の医療人としての皆さんの成長に役立つこと、また本演習が今後もずっと続くことを願います。